錦繍
まだ全部は読んでいないけれど、主人公が知り合いの女性に無理心中をさせられそうになったところから物語は動いていく。
自分の手に取る本はなんでこんなに暗い本ばっかりなのかな。
でも、不思議とワクワクしている自分に慄然とする。
物語中、モーツァルトの曲について「死」との関連が語られるが、クラシックを解さない僕が唯一好きなクラシックが、ショパンの「葬送」である。
どうやら僕は本能的に「死」に焦がれているところがあるらしい。死体とかが好きなわけではないけれど、死ぬ間際を想像することが即ち1番生きている実感が湧くから。
そういえば、幼い頃習っていた英会話の学習で使っていたテープに、1人の人間が産まれてから死ぬまでの物語を収録したものがあり、不気味に感じながらもその死ぬ瞬間のところだけ繰り返して聞いていたような記憶がある。
またも、支離滅裂になったけれども、自分の考えを整理するための日記のつもりなので、別にいいかとも思ってしまう。